まゆゆこと渡辺麻友さんといえば、AKB48の元祖神7の一人。
大島優子さんや前田敦子さんらと一緒に、AKB48を国民的アイドルと言われるほどに成長させた。
そんな彼女は2020年6月1日に芸能界引退を発表した。
神7で芸能界を引退するのは初めてとなる。
元祖神7の中で最年少で11年間アイドル生活を全うし、最後の神7として2017年にAKB48を卒業した。
いったい彼女に何があったのだろうか。
事務所の発表
事務所の発表をそのまま引用すると
という発表だった。
あくまでも健康上の理由ということだ。
本人の発表
まゆゆのメッセージをそのまま引用する。
まゆゆ自身のメッセージには、引退理由を明確にするものは見受けられない。
事務所の発表のように健康上の理由ということも記されてはいない。
干されたのか?
結論から言うと、まゆゆは芸能界を干されてはいない。
その逆で、2019年NHK連続テレビ小説『なつぞら』に出演してから、業界内で女優としての評価がうなぎのぼりしていたという。
実際に、連ドラの出演のオファーがいくつも舞い込んできたいたようだ。
しかしそれらも事務所側は、彼女の健康上の理由で断っていた。
昨年9月にはファンクラブも、満足するコンテンツの更新ができなくなったことが理由で休止している。
その他にも彼女のSNSの更新は新年の挨拶以降ずっと更新が止まっていた。
これらの事から考えても彼女に良くない兆候が見られていたのは確かなことなのだと思う。
完璧主義からのストレス
まゆゆが完璧主義でこだわりが強く真面目なのは、長年ファンをやっていれば周知の事実だ。
「アイドルサイボーグ」と言われることもあったという。
何に対しても真面目で、アイドルになっていなければ東大に入れるくらいの優秀な生徒だったという話もある。
AKB48時代ファンの一人としてみていても、彼女は正統派アイドル・清純派アイドルと言われ絵に描いたような誰もが認める完璧なアイドルだった。
関係者の話だと、実際に彼女は完璧主義者だったようだ。
プライベートでもとてもおとなしく、はにかむ程度の笑顔で周りと接するような女の子で、浮かれた噂もなくまさにアイドルの鏡だったとのこと。
本当に今時珍しい正統派アイドル。
ただその完璧を目指す性格から、悩みやプレッシャーも大きかった。
撮影中でも少しでも自分の求めているものとの違いや不満などが出てくると、パニック状態に陥ることもしばしばあった様子。
周りのスタッフは、まゆゆには充分に説明を重ねてから撮影をすることを徹底していたとの事。
この完璧主義が彼女自身も傷つけてしまっていたのかもしれない。
独りの孤独
彼女はAKB48を卒業後、「やっと人間になれた。」と周りに笑顔で話していたらしい。
しかしAKB48時代のファンが望むまゆゆではなくなっている自分に、引き裂かれる思いがあったと聞く。
関係者は、プライベートでは芸能界や元メンバーとも交流がなく撮影時も食事を一人で食べていたと話す。
このことから見ても、芸能界に自分の悩みを打ち明けられるような人はいなかったと想像がつく。
今回の芸能界引退のことも、元メンバーですら発表されてから知ったようだ。
完璧主義ゆえの計り知れないプレッシャーや孤独と一人で戦っていたのだとしたら、心も体も悲鳴を上げてしまうのは無理もない。
まとめ
事務所の発表では健康上の理由とのことだが、病名などは公表されていない。
前後の様子から見ても、プレッシャーや環境の変化からくるストレスに心が耐えきれなかったのではないかと想像できる。
近くでささえてくれる人も少なかったとなればなおさらだ。
これから彼女をテレビで見れなくなると思うと残念でならないが、1日でも早く心身ともに元気になってくれる事をファンの一人として願う。