毎年釣りが趣味の私はこのシーズンを楽しみにしている。
一度鮭を釣った事のある人間ならわかると思うが、あの感覚は陸で釣れるほかの魚ではなかなか味わえない。
自分の鮭釣りのホームグラウンドは網走漁港と常呂漁港。
8月24日まだまだ早いのは解っていたが、網走漁港の様子を下見ついでに竿を持って出かけてみた。
増えた立ち入り禁止場所
まず驚いたのは昨年は立ち入れた場所が、舗装の上に大きく立入禁止と書かれていること。
下に地図を載せておくが、昨年釣果があった場所が新立入禁止場所となっていた。
新立入禁止場所は、黄色いラインの所。
昨年は漁師の邪魔をしなければここでも釣る事が出来た。
驚きとともにがっかり…。
そういえば昨年、何度も
「作業の邪魔になるので釣りを辞めて下さい」
と放送がかかっていた。
モラルの守れる釣り人でありたいので、立入禁止場所では釣らないのが自分のポリシー。
でも日曜日は漁師の作業がない日なんだよなぁ(涙)
日曜日だけでも開放してほしい…。
取り締まり強化
昨年あたりは立入禁止場所で釣っていても、漁師さんたちの邪魔にならなければ咎められることはほぼなかったようだ。
法に触れる川釣りとは違うので、警察沙汰になることもほとんどなかったらしい。
しかし今年からはどうも様子が違うようだ。
地元の知人に確認したところ、朝早くから網走の鮭釣りスポットの一つ「帽子岩」や漁港内の立入禁止場所に警察が見回りして居るとの事。
しかも昨年は見回り中に注意されてすぐに釣りを中止すれば問題なかったらしいが、今年は警察が車両のナンバーをすべて控えているというのだ。
ここからは推測だが、注意しても何度も繰り返す悪質な釣り人は罰せられる可能性があるかも知れない。
地元の人の話では、以昨年までは早朝や深夜に警察の見回りはほとんどなかったらしい。
今年はもう数回深夜に警察が見回っているとの事。
ルールを守り立ち入り禁止場所でつらない方がいい。
網走漁港釣りができる場所
今度は漁港内の鮭釣りOKな場所を紹介する。
先ほどの上の地図で、第四埠頭と書かれている場所は基本的に釣りOK。
ここは人気スポットなので、地方ナンバーの車や常連さん達でごった返す可能性がある。
運転やトラブルには要注意。
また第四埠頭は、大型船や作業船などが碇泊していると、釣りはできず保安ゲートによる通行止めになってしまう。
この保安ゲートが閉まっているかどうかは基本電話では確認できないため、現地に行って確認するしか方法がないようだ。
第四埠頭で釣りをしようと出かけて行って、このゲートが閉まっていて何度もがっかりした経験がある。
侵入制限ありと書かれているところは、車両の乗り入れや侵入が制限されている場合もあるので、前もって確認することをお勧めする。
8月24日の漁港の様子
釣り人は10人ほど。
朝から鮭・鱒どちらも釣れていなかった。全体で0。
周りで1匹も上がらないとテンションも上がらない(笑)
竿を投げてみたがウグイが浮きルアーをツンツンいじるだけで、鮭の魚影や跳ねる様子も確認できなかった。
やっぱりまだまだ早い(笑)
自分と同じく待ちきれない人がチラホラいるのが少しうれしかった。
まとめ
網走漁港は昨年よりも釣りができる場所がかなり制限されてしまった。
その上警察の巡回や注意も厳しくなっている。
これ以上の釣り場所削減にならないように、自分自身釣りのマナーを守り立入禁止場所では釣らず、ゴミの持ち帰りなどのモラルを守ろうと改めて思った。
これからがシーズン本番。
釣れても釣れなくても仲間と楽しもうと思う。
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